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自堕落に奈落で愛して

覚めない夢の備忘録

9周年、そして10年目も。

 

 

2004年8月12日。

その日、私の好きな人が、バラエティ番組「Ya-Ya-yah」で公開オーディションを受けた。

 

「この人誰?」

 

私はそう、母に問いかけた。

すると母は彼の名前を教えてくれた。

 

「この子は山田涼介くんだよ」

 

私はもっと彼の姿を見たいと思った。

その日彼は、公開オーディションで合格し、ジャニーズ事務所に入所した。

 

私の母は元々ジャニーズが好きだった。

少年隊やKinKiを母が運転する車の中でずっと聴いていたのを今でも鮮明に覚えている。

 

2004年8月12日。

その日、私は彼を好きになり、もっと彼の姿を見たいと思った。

そんな私に母はいろんな番組を見せてくれた。

探偵学園Qは毎週欠かさず見て、録画もして毎日のように見ていた。

 

2007年、期間限定ユニット「Hey!Say!7」が結成された。

私の一番仲の良かった友達が、CDを買っていた。

彼女は私にCDを貸してくれた。

学校から帰ってきて寝るまで、ずーっと見てた。

白とシルバーとオレンジで飾られたステージで踊っている彼は、誰よりも輝いていた。

友達にCDを返しても、頭の中ではずっと5人が踊っていて、私もCDが欲しいと、母にせがんだ。

でも、母は買ってくれなかった。

私はたくさん泣いた。

泣き疲れてボーッとしていると、母が話しかけてきた。

 

「10人組のグループになって、デビューするみたいだよ」

 

その時の私は母が何を言ってるのか分からなかった。

そんな一言で私のCDが欲しい願望が消えるとでも思ってんのかバカって思ってた。

 

朝のニュース番組に、彼を含めた10人が、グループ名と自分の名前の書かれた紙を持っている映像が流れた。

 

Hey! Say! JUMP 山田涼介

 

嗚呼、彼はデビューするんだ。

今よりもっともっと見ることが出来るんだ。

誰になんと言われようと、私は嬉しかった。

嬉しくて嬉しくて仕方なかった。

 

 

「お母さん、私、お菓子もなにもいらない。お手伝いもする。だから、Hey! Say! JUMPのCDを買って欲しいの。」

 

私はそう頼んで、Hey! Say! JUMPがCDを出す度にお母さんに買ってもらっていた。

 

母は、誕生日プレゼントね、といって私をデビュー魂に連れていってくれた。

 

人生初のコンサート、そこにはキラキラと輝く10人がいて、目の前に彼が来た時には時が止まったんじゃないかと思うくらい眩しかった。

あの瞬間は、今でも忘れることが出来ない。

 

それからは、なかなか彼らのコンサートにいくことが出来なかった。

それでも、彼らが出ているテレビは全部みたり、CD、DVD、写真集を買ったり、ずっとずっと応援していた。

 

 

 

2011年、龍太郎がいなくなった。

頭が真っ白になった。

どうしたらいいのかわからなかった。

嘘だと何度も思った。

でも、嘘じゃなかった。

また、10人の姿が見れるよね、少しだけいなくなるだけだもんね、そう自分に言い聞かせてた。

ホームページからプロフィールが消され、3年後には龍太郎がTwitterを始めた。

 

わかってた。もう戻ってこれないことなんて。

それでも何か信じたかった。信じていないとおかしくなりそうだった。

大好きだった10人を見れないのなんて、嫌だった。

それでも時は過ぎていって、9人の姿を見ていて、9人も、龍太郎も、前に進んでるんだ。

いつまでも進めていないのは、私達ファンだけなんだ。そう思った。

その時に決めた。この9人についていこう、と。

2015年、龍太郎が、日本でイベントをすると言った。

私はどうしても、彼に会いたかった。

デビュー魂で龍太郎を見て以来、彼に会った事はなかった。

一度でいいから、会いたい。そう思って、チケットをとって、龍太郎のいる新しいグループのファンミにいった。

周りにはJUMPファンの人たちもたくさんいた。

7のうちわを持っている人もたくさんいて、なんだか嫌だった。

龍太郎も、JUMPも、前に進んでいるのに、進めていない姿を見せるようで。

イベントの龍太郎は、人が変わったように明るかった、というか、よくしゃべるようになってた。

自分でも、「この4年でしゃべるようになったでしょう?僕あんまりしゃべらなかったから」

なんて、照れくさそうに言っていた。

イベントの最後に、彼はいった。

「僕はZEROを結成したことに後悔はしていない。これから見ていて欲しい。」と。

涙が出た。

龍太郎が、私達ファンに一緒に前に進もうと、言ってくれているような気がした。

すごく嬉しかった。

龍太郎が、前に進めていて、新しい居場所を見つけれて、すごく嬉しかった。

その日、龍太郎にありがとうとさようならを言った。

 

2016年9月21日。

Hey! Say! JUMP結成日。

もう9年かぁ、いろいろあったなぁ、なんて考えていた。

すると、龍太郎がある言葉をツイートした。

f:id:ran94116:20160924005356j:image

 

ありがとう、ありがとう、ありがとう。

泣きながら繰り返した。

あの時を無かったものにするんじゃなくて、素敵な、大事な思い出として残してくれていることが嬉しかった。

あの頃は決して無駄じゃない。

大切な瞬間だったんだ。

 

なかなか売れなくて、会場が埋まらず、風船でアリーナを埋めた日もあった。

このままじゃダメだ、と9人で会議をした日もあった。

それでもどうしたらいいのかわからなくて喧嘩をした日もあった。

そんな日が、少しずつ、少しずつ積み重なって、たくさんの努力で、今こうしてたくさんのファンがいて、コンサートのチケットもなかなかとれなくなるくらい、たくさんのファンがいる。

よかった、彼らについていくことを決めてよかった。

10人にも、9人にも、たくさん幸せをもらった。

いつももらってばかりで、なかなか返せないけれど、声援を送ることで、恩返しができれば。

そう思い、私は彼らに会いにコンサートに行く。

9周年、10年目のスタート。

これからもたくさん大きな壁は出てくると思う。

でも大丈夫。9人なら、絶対に乗り越えられる。

 

いつもありがとう。

9周年、おめでとう。

10年目も、よろしくね。